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2020年 1月31日
アタックSPB工法の認定証を頂きました。
塗装は下地で決まる!と昔から思っていましたので、強固な下地を作り塗装するという解釈は今後のシンプルクラフトの施工の根本としたいと思っております。
最強の塗装下地で綺麗で長持ちする塗装工事をし、お客様からの信頼を得て参りたいと思います。
このペ-ジでは最強の塗装下地!アタックSPB工法の施工方法をご紹介して参りたいと思います。
ずっと昔から現在も、鉄部塗装は一般的に常識化されています。
浮きや錆びている部分を除去するケレンという作業後に、錆止めを塗り、中塗り、上塗りの3回塗りで仕上げているのが通常の鉄部塗装ですが、それでは3年も経つと所々にサビが再発して5年周期で塗替えをするという事になります。
SPB-強力防錆システムは、ケレン後に赤サビから黒サビに転換させるサビ転換処理を行い、次に腐食の進化を防ぐ防触処理をして強固な下地を作ります。
この処理をするだけで、通常の鉄部塗装と比べて3倍以上もの期間、サビの再発する期間を延ばす事が出来ます。
(幾度もの実験を繰り返しています。)
このような腐食で穴の開いた原形のないような個所の補強を50件以上は施工させて頂いてます。
実際に点検にも行かせて頂いてますが、全く問題のない仕上がりで維持出来ています!
この工法は、先ず腐食個所をSPB-強力防錆システムで腐食防止処理を行った後に、ポリパテにバサルト繊維を混入して強度と割れにも強い物を作り、粘土のように手で自在に形を作る事が出来ますので成形します。
この工法で重要なのは、単に穴の開いた個所を埋めるという事でなく、このように腐食した個所の原因を把握し、再び同じような事にならないように考えた施工をする事です。
基本、腐食する箇所は常に水の溜まる所です。
その状況を踏まえて、腐食防止処理と水が溜まらないように水を抜く事が可能でしたら水抜き出来るように施工をする事も考慮して仕様を組む事が大切です。
このように腐食がひどく、原型がなくなっている部分の補強と修復が可能です。
バサルト繊維をエポキシ樹脂で固めると、鉄よりも強度は高くなるという事は数字でもデータとして実証されています。
これまで欠損ヶ所の補修はずっとKモルタルを使ってきました。
それ以上に良い材料もなく、それで確立されてきた工法で現在でも使われている優れた工法だと思います。
ずっとKモルタルを使う中で、その日に補修して塗装が出来ないものか?
大規模改修工事などでは数ヶ所補修して他作業もありますので良いのですが、1ヶ所のみの補修をする工事の時にはその日で仕上げる事が出来ませんので、 どうにか1日で効率良く仕上げまで出来る方法はないのか?という事で考えたのがSPB - 欠損補修工法です。
アタックSPB工法のモルタル面の欠落ヶ所の補修で使用するモルタルは速乾で骨材にバサルトチョップを配合し軽量ですので、どんな形の所でも自在に成形できるようにしていますので作業性が抜群に良いですし、従来の補修に比べて伸縮にも強いのですので割れを防止します。
この速乾モルタルを使うことによってその日に補修から塗装までが出来るようになりますのでコストダウンの施工が可能になりました!
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ALC面やモルタル面で生じるクラックも様々な工法を試しましたが、アタックSPB工法ではこの施工を4年続けてきました。
0.3mm以上のクラックで明らかに動きのあると判断出来る個所は必ずVカットが必要!
よくVカットもしないでそのままポリマ-セメントで補修しているのを見かけますが、ほとんどが直ぐに割れています。
クラックの上にVカットもせずコ-キングを打っている補修も多いですが、これは除外です。
Vカットした後に清掃をしてアタックSPB工法ではエポキシ樹脂プライマ-を塗布した後に樹脂ペ-ストを塗布し、完全にこの時点で密着させ強固な下地を作ります。
そしてその上にバサルト繊維配合の樹脂モルタルで凹み個所を均します。
4年前にはエポキシ樹脂のモルタルを使っていましたが、エポキシ樹脂は強度は高くなりますが衝撃や振動などで割れる恐れがある為、数ミリモルタルを付けるクラックには現在は伸縮に対応出来るものを使っています。
へアークラックは特に躯体に影響を及ぼす恐れのないものは、樹脂ペ-ストを擦り込むように塗って埋めていきます。
これも乾燥すれば強固な下地となります。
弊社の使用している樹脂は塗りたては藤色のような色になり、乾燥するとセメント色になるというのが特色です。
旧塗膜が浮き、剥がれている個所をよく見かけます。
このように塗膜が剥がれてくる最も多い原因が漏水により内側に水が溜まり塗膜が破れてるという事です。
手抜きによる下地のシ-ラ-を省き、上塗りを塗っているので密着せず剥がれているという例も多々ありますが、その場合は塗膜を除去する場合もあります。
このような個所の補修法で一般にはポリマ-セメントやカチオンフィ-ラ-が使われていますが、アタックSPB工法で使用している樹脂ペ-ストはそれ等よりも密着性が優れ、防水性もありますので強固な下地と言えます。